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『英語化する世界、世界化する英語』(Henry Hitchings[著] 田中京子[訳] みすず書房 2014//2011)

原題:THE LANGUAGE WARS: A History of Proper English
著者:Henry Hitchings(1974-) 批評家、ノンフィクション作家。
訳者:田中 京子[たなか・きょうこ](1948-) 英日翻訳。


英語化する世界、世界化する英語 | みすず書房


【目次】
目次 [i-vi]
謝辞 [vii]


1 「大胆に進もう」  英語にまつわる真実と神話 001
2 生存機械 言語の力と英語への闘い 015
3 英語の出現  チョーサー、カクストン、クランマー 026
4 エリザベス女王からジョン・ロックまで  言葉の爛熟、正統性、そして意味の不確かさ 036
5 大当たり  アカデミーについての議論 050
6 英語綴りという出来損ないの魔術  「ほとんど信じられない」物語 060
7 よい英語の多くの利点  文法の改革と十八世紀的正しい用法 075
8 「ラウス主教はおバカさん」  規範主義者をいらいらさせる 057
9 おお、わたしのアメリカ、新しく見つけた土地よ!  トマス・ペインから朝食のシリアルまで 103
10 リンドリー・マリーの長い影  衒学趣味……と俗語の「現実的な美しさ」 120
11 国の由来  言語、アイデンティティー、葛藤 131
12 フィッシュナイフとフィストファック  ヴィクトリア朝英語の慎み深いカリスマ性 140
13 「われらが血、われらが言葉、われらが制度」  純粋主義と無知なるがゆえの快適さ 158
14 ヴィクトリア時代の宝庫を作り上げる  正しい語法の計画、大きいものから小さいものまで 166
15 英語の番人  ヘンリー・ワトソン・ファウラーと現代英語活用法 179
16 「君が見えるように話しなさい」  方言とアクセントについて 188
17 ちゃんと話す  アクセントを聞けばどんな連中かがわかる  199
18 アルファベットと女神  読み書き能力、ジェンダー、性差別主義的言葉 210
19 どうしようもない今の時代  言葉の「現状」と向き合う 222
20 とんでもないくそ野郎  検閲と卑猥さ 232
21 「ここでは英語だけです」  問題ありのハイフン 246
22 コンマはパタパタと翼をはためかす  句読点の過去、現在、未来 255
23 規則をみせびらかす  なんというか、現代生活の意味深長な悩みの種に無関心にならないことについて? 265
24 テクノロジー曰く「まあ何でもいいけど」  ネットに繋がったワイアード・ライフ……無線ランでワイアレス・ライフ……そして生活がなくなるライフ・レス? 287
25 「英語を征服して中国を強くしよう」  英語の国際化 296
26 流れゆく自然界とどう向き合うか  言葉と思考の形 306
27 楽しき日々  政治、ジョージ・オーウェル、そして英語 317
28 結びの言葉――言葉は「まさしく自分自身」  329


注 [333-362]
訳者あとがき(2014年3月 田中京子) [363-365]
事項索引 [xv-xxiii]
人名・作品名索引 [i-xiv]