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『東洋文庫ガイドブック 2』(東洋文庫編集部[編] 平凡社 2006)

編者:東洋文庫編集部[とうようぶんこ へんしゅうぶ] 
富岡 多惠子
宮田 登
伊藤 礼
津島 佑子
室 謙二
原田 憲雄
大平 桂一
立原 透耶
齋藤 希史
南條 竹則
原 章二
長崎 暢子
山下 朋史
松山 巖
若島 正
ロバート キャンベル
上田 信道
佐復 秀樹
山村 基毅
安田 敏朗
塚本 学
千本 英史
高柳 俊男
倉本 四郎
吉増 剛造
簾内 敬司
若尾 政希
大月 隆寛
桝屋 友子
佐藤 雅美
永井 明
今村 与志雄
家島 彦一
細川 涼一
北島 万次
山本 眞功
林 淑美
橋本 泰元
長坂 成行
長堀 祐造
件名:読書
件名:出版目録
NDC:019 読書.読書法

 

東洋文庫ガイドブック 2

東洋文庫ガイドブック 2

 



【目次】
目次 [003-010]

 

対談 東洋文庫の愉しみ方[富岡多惠子×宮田登] 011

 

  東洋文庫を読む

握手したくなるイサベラ・バード[伊藤礼] 028
■イサベラ・バード『日本奥地紀行』
■ B・H・チェンバレン『日本事物誌』

 

アイヌの歌声から[津島佑子] 033
■イサベラ・バード『日本奥地紀行』
■ N・ネフスキー『月と不死』
■『ゲセル・ハーン物語』

 

『明治大正史――世相篇』から『長安の春』まで[室謙二] 038
石田幹之助『增訂長安の春」
柳田国男『明治大正史――世相篇』

 

中国知識人の私的生活用具百科[原田憲雄] 044
■文震亨『長物志』

 

「運命の書」としての『鹿洲公案』[大平桂一] 048
■藍鼎元『鹿洲公案

 

どえらい小説の登場[立原透耶] 054
■董若雨『鏡の国の孫悟空

 

『詩』を読む楽しみ[齋藤希史] 061
■ M・グラネ『中国古代の祭礼と歌謡』
■『詩経国風』
■『詩経雅頌』

 

抹茶色の新世界[南條竹則] 067
■『ナスレッディン・ホジャ物語』
■サアディー『薔薇園』
■ミール『ミール狂恋詩集』

 

聖なる小さなもの[原章二] 073
■ティルヴァッルヴァル「ティルックラル」

 

運動の誕生[長崎暢子] 078
■ M ・ K・ガーンディー「ガーンディー自叙伝」

 

ガーンディーについての恵まれた立場[山下朋史] 083
■ M・K・ガーンディー『ガーンディー自叙伝』

 

愚という貴い徳に触れる[松山巖] 088
■横井金谷『金谷上人行状記』
■伴蒿蹊・三熊花顛『近世畸人伝・続近世畸人伝』

 

古典詰将棋を読む[若島正] 093
■伊藤宗看・伊藤看寿『詰むや詰まざるや』

 

『爛柯堂棋話』のこと[伊藤礼] 098
■林元美『爛柯堂棋話』

 

『武江年表』の江戸と東京[ロバート キャンベル] 103
■斎藤月岑『増訂武江年表』 『東都歳事記』

 

森鷗外と児童文学[上田信道] 108
森林太郎・松村武雄・鈴木三重吉・馬淵冷佑/同撰『日本お伽集』
■『説経節
■巌小波『日本昔噺』

 

ぼうっとする話[佐復秀樹] 113
■巌小波『日本昔噺』

 

唱歌」と遊戯唄[山村基毅] 118
■『日本児童遊戯集』
伊沢修二『洋楽事始』

 

言海』・口語・同文[安田敏朗] 134
大槻文彦『復軒雑纂』

 

敵国日本論の一冊[塚本学] 130
■申維翰『海游録』
■姜沆『看羊録』

 

説話と女 彼我の違いを娯しむ[千本英史] 135
■『青邱野談』

 

思い出す人々[高柳俊男] 140
■金仁謙『日東壮遊歌』
■金九『白凡逸志』

 

笑いの泉、故郷京都、若狭の船頭[横井清] 145
安楽庵策伝『醒睡笑』
■『昨日は今日の物語』
■井上頼寿『改訂京都民俗志』
■『川渡甚太夫一代記』

 

想いつくままに[大室幹雄] 150
■ベルナツィーク『黄色い葉の精霊』
富士川英郎『菅茶山と頼山陽

 

お婆さんのもじゃもじゃ[倉本四郎] 156
■ J ・マンデヴィル『東方旅行記
■『捜神記』

 

東洋文庫と/への旅の途上で[吉増剛造] 162
■アルセーニエフ『デルスウ・ウザーラ』
■ベルナツィーク『黄色い葉の精霊』

 

ふたつの真澄[簾内敬司] 169
菅江真澄菅江真澄遊覧記』

 

書物から時代を読む[若尾政希] 174
■『太平記秘伝理尽鈔
■『柴田収蔵日記』

 

東洋文庫とは共闘できるか?[大月隆寛] 179

 

お助け東洋文庫[桝屋友子] 184
■フィルドゥスィー『王書』
■ニザーミー『七王妃物語』 『ホスローとシーリーン』 『ライラとマジュヌーン』
■イブヌ・ル・ムカッファイ『カリーラとディムナ』

 

お世話になってます[佐藤雅美] 188
川路聖謨『長崎日記・下田日記』
■勝小吉『夢酔独言他』

 

ぼくが東洋文庫を読むようになった理由[永井明] 192
■ケンペル『江戸参府旅行日記』
富士川游『日本医学史綱要』 『日本疾病史』

 


  東洋文庫を書く 

二つのユートピア[今村与志雄] 198
■朴趾源『熱河日記』
■段成式『酉陽雑俎』

 

ヨーロッパが田舎だったころの世界史[家島彦一 談] 203
イブン・バットゥータ『大旅行記

 

空中飛翔の夢[細川涼一] 210
叡尊『感身学正記』

 

『ガーンディー自叙伝』への招待[田中敏雄] 216
■ M・K・ガーンディー『ガーンディー自叙伝』

 

戦争史料の読み方[北島万次] 221
李舜臣『乱中日記』

 

土葬願望という病[山本眞功] 226
■『家訓集』

 

『思想と風俗』と『サータア・リザータス』[林淑美] 232
■戸坂潤「思想と風俗」

 

インド 民のことば[橋本泰元] 238
カビール『宗教詩ピージャク』

 

太平記秘伝理尽鈔』の魅力 大運院陽翁に聞く[長坂成行] 243
■『太平記秘伝理尽鈔

 

家族たちのトロツキズム[長堀祐造] 249
■鄭超麟 「初期中国共産党群像」


初出一覧 [254-255]


解説目録 [1-121]
著訳者・校訂解説者索引 [xiv-xx]
書名索引 [i-xiii]