著者:伊藤 祐靖[いとう・すけやす](1964-) 元・自衛官。
編集・企画:オバタ カズユキ
NDC:397.21 日本の海軍史・事情
文春新書『国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動』伊藤祐靖 | 新書 - 文藝春秋BOOKS
【目次】
はじめに――戦う者の問いと願い(二〇一六年六月吉日 伊藤祐靖) [003-007]
目次 [009-011]
第一章 海上警備行動発令 013
緊急呼集
北朝鮮戦闘員の目
一〇万馬力全力航行
初めての海上警備行動
警告射撃開始
「苗頭正中、遠五〇」
特殊部隊は不可欠だった
毎週日曜の父の射撃訓練
終わらない戦い
死刑になるくらいでやめるな
生きる目的のために生命を断つ
そうだ、軍隊へ行こう
頓珍漢な決心
進路の報告
女々しいことより死を選びなさい
幹部候補生学校試験
自衛官の心の奥底
第二章 特殊部隊創設 081
特別警備隊準備室
俺を納得させろ
はみ出し者の集団
どんどん変化する訓練
日本の、日本人のための部隊
プロとしての某国特殊部隊
一番苦労したこと
図抜けた陸上自衛官X
レンジャー訓練の実態
不可欠な畏敬の念
照準すら知らない
自衛隊は弱いのか
ストレスフルなだけの一週間
創隊途中での退職
第三章 戦いの本質 141
拉致被害者を奪還できるか
日本とは何なのか
正論が通じる島
恐るべき弟子
リアリズムの追求
水中格闘の実際
相手に勝つということ
暗殺なんて簡単だよ
戦いの本質に気づく
都心の殺人未遂事件
私塾について
平時と非常時
常識を捨てられない問題
第四章 この国のかたち 195
六千万人の部族長
あなたの国は、おかしい
帰国後の煩悶
黒人奴隷の話
ネイティブアメリカンの話
トロい奴は餌
殺し殺されるルール
進駐軍の記憶
貪欲な支配者
三回目には皆殺し
危うい行動美学
終わりのない本
二つの本能
願いと祈り
おわりに――あの事故のこと [248-255]
【関連記事】
『軍隊の文化人類学』(田中雅一[編] 風響社 2015) - contents memorandum はてな
『日本の安全保障』(加藤朗 ちくま新書 2016) - contents memorandum はてな
『帰還兵はなぜ自殺するのか』(David Finkel[著] 古屋美登里[訳] 亜紀書房 2015//2013) - contents memorandum はてな
・関連ありそうで関連していない本。
『日本の愛国心――序説的考察』(佐伯啓思 中公文庫 2013//2008) - contents memorandum はてな