contents memorandum はてな

目次とメモを置いとく場

『科学哲学の冒険――サイエンスの目的と方法をさぐる』(戸田山和久 NHKブックス 2005)

著者:戸田山 和久[とだやま・かずひさ](1958-) 科学哲学。
イラスト:カズモト トモミ イラストレーション。
扉デザイン:宮口 瑚[みやぐち・こ](※読みは不確定) 装丁。
NDC:401 自然科学 >> 科学理論.科学哲学


NHKブックス No.1022 科学哲学の冒険 サイエンスの目的と方法をさぐる | NHK出版


【目次】
目次 [003-007]
はじめに [011-015]


  I 科学哲学をはじめよう――理系と文系をつなぐ視点 017

第1章 科学哲学って何? それは何のためにあるの? 020
1.1 デカルトライプニッツもじつは科学哲学者だった 020
1.2 科学哲学者が失業しないわけ 025
1.3 本書の二つの立場――自然主義科学的実在論 033


第2章 まずは,科学の方法について考えてみよう 041
2.1 素朴な疑問――なぜ科学は理論と経験のバランスがとれているのか 041
2.2 ここで演繹と帰納について復習しよう 046
2.3 科学方法論としての仮説演繹法 053
2.4 理論と観察をめぐる問い 059


第3章 ヒュームの呪い――帰納と法則についての悩ましい問題 067
3.1 帰納を正当化できるか?――帰納をめぐる第一の謎 068
3.2 科学から帰納を追い出してしまえ!――ポパー反証主義 072
3.3 科学とトンデモはどこが違うのか――線引き問題」 079
3.4 次のエメラルドは緑か青か――帰納をめぐる第二の謎 085


第4章 科学的説明って何をすること? 097
4.1 なぜ「説明」は重要なのか 098
4.2 DNモデル――科学的説明が推論だとすると、こんな困難が生じる 101
4.3 では、DNモデルのどこがまずかったのだろう 111
4.4 原因突き止めこそが説明である――因果メカニズムモデル 115
4.5 説明の目的は原因の特定だけなのだろうか 121

 
  II 「電子は実在する」って言うのがこんなにも難しいとは――科学的実在論をめぐる果てしなき戦い 129


第5章 強敵登場!-―反実在論と社会構成主義 132
5.1 科学的事実も社会的構成物か 132
5.2 まずは議論を整理しよう――科学的実在論論争のポイント 137
5.3 社会構成主義ってどこがおかしいの? 140
5.4 観念論と反実在論はどこが違う? 149
5.5 構成的経験主義――科学的実在論の最強の敵 154


第6章 科学的実在論 vs. 反実在論 163
6.1 第1ラウンド――奇跡論法で実在論を擁護する 163
6.2 第2ラウンド――観察可能/不可能の区別を疑う 174
6.3 第3ラウンド――決定不全性というヤッカイな概念 181


  III それでも科学は実在を捉えている――世界をまるごと理解するために 195


第7章 理論の実在論と対象の実在論を区別しよう 198
7.1 基本法則は嘘だからこそ役に立つ? 198
7.2 われ操作す、ゆえにソレあり 205


第8章 そもそも,科学理論って何なのさ 213
8.1 「科学理論についての文パラダイム」に引導を渡す 214
8.2 これがイチオシ――科学理論の意味論的捉え方 226
8.3 「意味論的捉え方」ってこんなにスグレモノ 233


第9章 自然主義の方へ 239
9.1 反事実的依存――これこそが「説明」の本質だ 239
9.2 科学の究極の目的についてこんな答えが出た! 247
9.3 実在論者に残る最後の宿題――科学方法論のメタ正当化 254


人物・用語解説 [273-284]
巻末豪華二大付録!! [285-291]
  A 読書案内
  B 問題集
あとがき(二〇〇四年一二月 戸田山和久) [293-294]