編者:和田 有史
編者:今田 純雄
シリーズ監修者:斉藤 幸子、今田 純雄
シリーズ:食と味嗅覚の人間科学
NDC:596 家政学.生活科学(食品.料理)
【目次】
口絵 [/]
はじめに [i-ii]
執筆者一覧 [iii]
目次 [v-x]
第1部 食行動科学の基礎 001
01 食行動研究の基礎[今田純雄] 002
1. 1 食行動とは何か
1. 2 食行動を決定する3 レベル
1. 3 肥満とその解消・予防
1. 4 人はなぜ食べるのか
02 食行動と感覚・知覚[和田有史] 020
2. 1 知覚の特徴
2. 2 食の感覚各論
2. 3 食における感覚の相互作用
03 食行動と社会的認知[木村 敦] 037
3. 1 ステレオタイプと食行動
3. 2 食品に付随する外的要因の影響
3. 3 他者存在が食行動に及ぼす影響
04 食行動の心身統合的理解[坂井信之] 057
4. 1 食行動の人間科学的意義
4. 2 生理的欲求と食行動
4. 3 安全と安心の欲求と食行動
4. 4 愛と所属の欲求と食行動
4. 5 承認と尊重の欲求と食行動
第2部 食行動の生涯発達 073
05 食行動の生涯にわたる変化 [長谷川智子] 074
5. 1 生涯にわたる食行動の変化とは?
5. 2 生涯にわたる食物選択行動:ライフコース
5. 3 胎児期から青年期までの食の変化
5. 4 成人期の食物選択に影響を与える要因
5. 5 生涯にわたる食行動の変化についてのまとめと展望
06 食に関する理解の発達[外山紀子] 092
6. 1 特別な学習システム
6. 2 食の生物学的理解
6. 3 食の心身相関的理解
07 高齢者の食[加藤佐千子・長田久雄] 105
7. 1 高齢者にとっての食事の役割
7. 2 加齢に伴って変化する食物選択
7. 3 食物選択の理由
7. 4 高齢者はなぜ食べるのか
08 ヒトの生物性と文化性を結ぶ食発達[根ケ山光一] 125
8. 1 食の生物性
8. 2 個体関係を支える食
8. 3 文化と食
第3部 食行動科学の応用
09 官能評価[早川文代] 142
9. 1 官能評価とは
9. 2 パネル
9. 3 評価用語
10 栄養教育[赤松利恵] 155
10. 1 栄養教育の定義と実践の場
10. 2 わが国の栄養教育の歴史
10. 3 行動科学に基づいた栄養教育
11 食事療法による生活習慣病の予防[坂根直樹] 169
11. 1 予防医学における情報リテラシーの必要性
11. 2 減量に対する動機づけ
11. 3 減量成功と食事療法のアドヒアランス
11. 4 食行動にかかわる因子と減量効果
11. 5 体重測定と減量効果
11. 6 性格タイプ
11. 7 減量期と維持期における食事指導
12 応用行動分析学:体重減量のプログラム[藤巻 峻・坂上貴之] 187
12. 1 行動分析学の基本的な考え方
12. 2 行動分析学に基づく体重減量の方法
12. 3 筆者のダイエット体験記:結びにかえて
13 肥満に関連する食行動と介入プログラム:過食と肥満[田山 淳] 205
13. 1 肥満対策の現状 205
13. 2 肥満と関連する食行動 207
13. 3 現在行われている肥満改善のための介入 211
13. 4 肥満介入における今後の課題 215
14 新たな食行動科学へ向けて:ビッグデータを用いた食行動の分析[本田秀仁] 222
14. 1 ビッグデータは従来のデータとは何が違うのか? 222
14. 2 食行動に関係するビッグデータの構築と活用の試み 225
14. 3 ビッグデータを用いた食行動の研究 227
14. 4 ビッグデータを用いた食行動の分析に向けて:今後の課題 228
あとがき [233-234]
索引 [235-239]
[コラム]
1. 味覚・味の定義[日下部裕子] 026
2. 視覚と食[和田有史]
3. 五感を活かした食の拡張現実感[鳴海拓志] 033
4. 認知特性と情報処理[和田有史・本田秀仁] 045
5. ひとはなぜ食べるのか[木村 敦] 049
6. 理想の食べもの[今田純雄] 143
7. 心理学者からみた官能評価・機械測定・心理学の三角関係[和田有史] 151
8. 成人病胎児期発症説[赤松利恵] 159
9. 生活習慣コントロールと現実感[坂根直樹・和田有史] 183
10. 大好物との付きあい方:行動分析学からラーメンJ を考える[藤巻 峻・坂上貴之] 201
11. パレオダイエット [今田純雄] 217
12. 実験結果を再現できない!? 心理学の実験的手法がもつ問題点[本田秀仁] 224