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『煙草は崇高である』(Richard Klein[著] 太田晋 谷岡健彦[訳] 太田出版 1997//1993)

原題:Cigarettes are sublime (Duke University press)
著者:Richard Klein(1941-) フランス文学。
訳者:太田 晋[おおた・しん] (1968-) イギリス文学。
訳者:谷岡 健彦[たにおか・たけひこ] (1965-) 現代イギリス演劇。
デザイン:東 幸央[あずま・ゆきお](1950-) 
シリーズ名:批評空間叢書 ; 11


【目次】
目次 [001-003]
凡例 [004]
序 [005-011]
謝辞 [013-014]
タイトル [015]
献辞 [016]


序論 017

I 煙草とは何か 053 

II 煙草は崇高である 099

III ゼーノの逆説 139

IV カルメンの中の悪魔 181

V 兵士の友 231

VI 「時代の空気」 267

人騒がせな結論 309


註 [331-340]
訳者あとがき(一九九六年十月 訳者を代表して 太田晋) [341-350]
引用文献 [351-353]([i-iii])




【メモランダム】

・原書の目次。

Preface ix
Acknowledgments xv

Introduction 1
1. What Is a Cigarette? 23
2. Cigarettes Are Sublime 51
3. Zeno's Paradox 77
4. The Devil in Carmen 105
5. The Soldier's Friend 135
6. "L'air du temps" 157
A Polemical Conclusion 181

Notes 195
Works Cited 203
Index 207

・別の訳者によるヴァリエーションがあるらしい(未確認)。それも、ごく一部の書籍で言及されるのみ。
『シガレットは崇高である』
https://researchmap.jp/read0040401/works/6283011



・本書をもじった小論も。
Cigarettes are No Longer Sublime
By Helen Keane
http://australianhumanitiesreview.org/2014/11/01/cigarettes-are-no-longer-sublime/



【抜き書き】

□奥付の著訳者紹介欄から。肩書は当時のもの。

リチャード・クライン(Richard Klein)
1941年生れ。現在、コーネル大学教授。フランス文学。先端的な批評理論誌「ダイアクリティクス diacritis(The Johns Hopkins University Press)の編集委員をジョナサン・カラーとともにつとめ、八四年夏号の特集「核の批評 Nuclear Citicism」で注目すべき成果をあげる。同誌に掲戒された論文に「核の一致と大韓航空機事件 Nuclear Coincidence and the Korean Airline」(共著・未邦訳、八六年、日号)などがある。

大田晋(おおた・しん)
1968年生れ。現在、東京大学大学院博士後期課程在籍。イギリス文学。論文に「『ユリシーズ」を読む」(『批評空間』 II-9)、「「ユリシーズ」を読む=」(『批評空間』II-0)。

谷岡健彦(たにおか・たけひこ)
1965年生れ。現在、東京大学大学院博士後期課程在籍。現代イギリス演劇。

□著者曰く。

book aims to be simultaneously a piece of literary criticism, an analysis of popular culture, a political harangue, a theoretical exercise, and an ode to cigarettes.