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『普通のデザイン――日常に宿る美のかたち』(内田繁 工作舎 2007)

著者:内田 繁[うちだ・しげる](1943-2016) インテリアデザイナー
編集:米沢 敬
編集協力:長谷部匡+佐賀麗菜(内田デザイン研究所)
エディトリアル・デザイン:宮城安聡+小沼宏之
NDC:757 デザイン.装飾美術
備考:講演録


普通のデザイン/詳細/工作舎


【目次】
はじめに [002-005]
目次 [006-009]


第一章 森林に覆われた風土——日本のデザイン・コンセプト 011
日本の現代デザインの固有性
靴を脱ぐ文化と坐る文化
仏教的世界観と日本固有の風土
日本人の死生観
マレビトとしてのカミ
外来文化との共生
日本における空間の特性 025
  ◎床の重視
  ◎仕切りの構造
  ◎仮設文化
  ◎水平の感覚
  ◎空白の領域


第二章 方法の記憶——変化、微細、いま 035
日本固有の方法 036
茶の湯とは何か
「殿中茶の湯」から「わび茶」へ
茶室という建築
山中の山居
囲み
微細なものに目を向ける感覚
「変化の相」としての空間
文化の根源へ


第三章 弱さのデザイン——ウィーク・モダニティ 057
弱さの背景 058
弱さの多様性
「弱さ」という感覚世界
弱さをめぐる考察
「弱さ」という感覚世界を生みだす状況や状態 074
  ◎自然性
  ◎可変性
  ◎瞬間性
  ◎境界性あるいは周縁性
  ◎フラグメントあるいは断片性
  ◎装飾性
  ◎身体性
  ◎記憶性
  ◎日常性
「弱さ」という感覚世界のデザイン・ボキャブラリー 085
  ◎微細性
  ◎不明瞭性
  ◎非固定性
  ◎有機


第四章 普通のデザイン——時間、空間、記憶、自然 091
普通とは何か 092
  ◎普通をめぐって
  ◎デザインと時間
  ◎時間と空間
  ◎記憶とデザイン
  ◎デザインと自然
近代がつくり出した文化 110
  ◎科学万能主義的世界観
  ◎近代化とは何か
  ◎アヴァンギャルドの思考
日常性・身体性の回復 122
  ◎普通に関する考察
  ◎近代合理主義によって失われた普通
  ◎美は普通のなかにある


おわりに……デザインと一九六八年問題(二〇〇七年五月 自宅の書斎にて) [131-138]