『移民解禁――受け入れ成功企業に学ぶ外国人材活用の鉄則』(永井隆毎日新聞出版 2019)

著者：永井隆［ながい・たかし］(1958-)　フリージャーナリスト。
装丁：秦浩司［はた・こうじ］　装丁、ブックデザイン。（hatagram）　
件名：移民・植民--日本
件名：外国人労働者--日本
NDLC：DC812　経済・産業 >> 経済史・経済事情 >> 人口 >> 移植民 >> 日本
NDC：334.41　経済 >> 人口．土地．資源 >> 移民・難民政策 >> 日本
NDC：366.89　社会 >> 労働経済．労働問題 >> 各種の労働・労働者 >> 外国人労働・労働者

移民解禁受け入れ成功企業に学ぶ外国人材活用の鉄則 | 毎日新聞出版

移民解禁受け入れ成功企業に学ぶ外国人材活用の鉄則

作者:永井隆
毎日新聞出版

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【目次】
はじめに（二〇一九年五月　著者）　[001-019]
目次　[020-023]

第1章　移民は人口減・人手不足の特効薬　025
このままでは先進国から陥落する日本
スズキ社長が移民に熱視線を送るワケ
人口減少社会を見据えた戦略を進めるトヨタ
日本の人口減少はどの程度深刻なのか
人口減少・高齢化社会に移民政策は特効薬
移民大国化しつつある日本はもう鎖国できない
在留資格の六つのカテゴリー
外国人在留資格 I：「専門的・技術的分野」の詳細
外国人在留資格 II：「身分に基づく在留資格」の詳細
外国人在留資格 III：「技能実習制度」の詳細
外国人在留資格 IV：「資格外活動」の詳細
外国人在留資格 V：「特定活動」の詳細
外国人在留資格 VI：「特定技能」の詳細
《移民活用の鉄則》

第2章　労働者としての移民の特徴を知る　077
すでに解禁されている大卒外国人が狙い目
法・制度の「抜け道」には摘発リスク
騙されないために悪徳ブローカー“中抜き”の構図を知る
単純労働かどうかの法的な基準は不明瞭
「永住権」の取得には高いハードルが用意されている
技能実習生から特定技能へのステップアップは本当に可能か
「移民ではない」と言い続けることが移民政策の失敗を招く
トヨタ奥田元社長が提唱していた幻の移民政策“奥田ビジョン”
《移民活用の鉄則》

第3章　移民政策は日本をどう変えるのか　107
アメリカ経済復活の立役者は移民だった
移民は日本人の職を奪うのか
移民により競争力を強化できない企業は滅びる
日本経済が負け続けているのは移民を回避していたから？
「高度人材」はなぜ日本にやって来ないのか
GAFAを創業したのは移民系だった
「日本の中のブラジル」に移民との付き合い方を学ぶ
近い将来に日本中が移民への対応を迫られる
移民とのトラブルは生活習慣の違いによって起きる
「共生」を求めず、まずは「共存」で良しとする
移民たちは日本をどのように捉えているのか
頼りの綱の外国人材に良い環境を提供できるかが勝負
移民活用最大のカギ、日本語教育体制をどうするか
出世する外国人とトラブルを起こす外国人の違い
〈移民活用の鉄則〉

第4章　企業を伸ばす移民活用の鉄則　163
外国人材で事業を伸ばした企業が掲げる「鉄則」
「このまま国に帰れない」という移民の粘り強さに学ぶ
文化や生活習慣の違いをどうやって受け入れるか
「使いづらい外国人」を使う方法
パパ、ママの来日に食事会
リベラルな企業風土は人材獲得競争に有利
「ジョブズの右腕」は異才とどうケンカしたのか
日本人を大事にしない企業は移民も大事にできない
多様な国籍・人種からなる組織を運営するための「鉄則」
「働き方改革」の徹底によって魅力ある職場づくりを
個人を尊重する組織文化が外国人労働者を輝かせる
「日本語の壁」に悩む外国人をどう活用するかがカギ
消費者としての移民がリテール産業の一大マーケットとなる
いま経営者が動けば日本経済は救われる