- 作者: 上野成利
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/03/23
- メディア: 単行本
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はじめに――ヤヌスとしての暴力 [iii-viii]
目次 [ix-x]
I 暴力の政治学――戦争と政治をめぐる思考 001
第1章 生の政治と死の政治――近代国民国家と暴力 001
1 ホロコーストと死の政治 001
2 全体主義と近代国民国家 07
3 近代国民国家と生の政治 012
第2章 限定戦争と絶対戦争――主権国家体系と暴力 019
1 主権国家体系と限定戦争 019
2 帝国主義と領域性の変容 025
3 限定戦争から絶対戦争へ 031
第3章 脱領域化と再領域化――グローバル化と暴力 038
1 植民地主義と異種混淆 038
2 グローバル化と脱領域化 044
3 再領域化と暴力の遍在化 050
II 暴力の弁証法――暴力の臨界をめぐる思考 059
第1章 法の支配と法の暴力――秩序と暴力の弁証法 059
1 政治と暴力との絡みあい 059
2 秩序の起源としての暴力 065
3 回帰する暴力のアポリア 071
第2章 自己保存と自己融解――理性と暴力の弁証法 078
1 理性と暴力との絡みあい 078
2 ミメーシスと暴力の根源 084
3 ミメーシスと排除の暴力 090
第3章 敵対関係と闘技関係――友愛と敵対の弁証法 097
1 自己と他者との絡みあい 097
2 敵対関係に内在した政治 102
3 課題としての暴力批判論 110
III 基本文献案内 119
あとがき(2006年2月 上野成利) [137-139]