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『リージョナリズム〈思考のフロンティア〉』(丸川哲史 岩波書店 2003)

リージョナリズム (思考のフロンティア)

リージョナリズム (思考のフロンティア)

【目次】
目次 [v-vi]
はじめに [iii-iv]


I 方法としての「リージョナリズム」 001

第1章 概念および問題設定 001
  1 「リージョナリズム」――どのように用いるべきか? 001
  2 歴史への「空間」の導入 004
  3 ヨーロッパ=世界史を相対化する 010

第2章 戦争,革命,植民地 017
  1 空間革命 017
  2 「進歩」の外へ 020
  3 表象の支配,空間の分割 028
小結 リージョナルなものの再編制 036


II せめぎ合うリージョン――日本とアジア 043

第1章 日本とアジアの現在性を規定しているもの 043
  1 日本人に見えない「アジア」 043
  2 戦前日本の空間認識 046
  3 戦後日本の「独立」と「従属」 057
  4 冷戦体制とポストウォー/ポストコロニアル状況 070

第2章 余白のアジア,回帰するアジア 083
  1 「戦後」の東アジア 083
  2 冷戦/脱冷戦 086
  3 東アジアの現在性 093
  4 リージョナルなものと責任意識 104


III 基本文献案内 111


あとがき [121-124]