著者:長谷川 櫂[はせがわ・かい](1954-) 俳人。
件名:俳諧--作法
NDLC:KG345
NDC:911.307 日本文学 >> 詩歌 >> 俳諧.俳句 >> 季語.作句法.作句用書.歳時記
『決定版 一億人の俳句入門』(長谷川 櫂):講談社現代新書|講談社BOOK倶楽部
【目次】
俳句をはじめる人へ [003-004]
目次 [005-007]
第一章 俳句の音楽 009
五・七・五
韻文と散文
根源的なリズム
十七拍の文芸
字余り
字足らず
言葉の音色
第二章 一物仕立てと取り合わせ 027
はっと驚く
一物仕立て
取り合わせ
前後の切れ
句中の切れ
一物仕立ての変型
取り合わせの変型
第三章 切れと切字 047
切れの働き
句を切る
十八の切字
や、かな、けり
心理的な「間」
第四章 一物仕立てと取り合わせの見分け方 065
句中の切れに惑わされない
紛らわしい二つの組
素材としてまとまりがあるか
一物仕立てか取り合わせか
一字の違い
第五章 一物仕立てと取り合わせの詠み方 085
「読む」と「詠む」
わかるように詠む
すっきりと詠む
いきいきと詠む
一物仕立ての詠み方
ただごと
取り合わせの詠み方
動く、動かない
付きすぎ、離れすぎ
一物仕立て、取り合わせと写生
取り合わせと比喩
第六章 季語と季題 105
季語を入れる
季語と季題
雪月花
題詠と季題
季題は一句の主題
季語は想像力の賜物
歳時記の選び方
季語の本意
季語と歌枕
第七章 無季と季重なり 127
季節の賛歌
芭蕉の無季の句
季語の宇宙
季語と切れ
無季の句
季重なり
第八章 循環する時間 149
初蟬と秋蟬
類句という問題
類句はなぜ生まれるか
螺旋状の時間
新奇と新鮮
三つの時間
太陽の時間、月の時間
第九章 日本語の構造 175
文語体と口語体
旧仮名と新仮名
新旧の共存
日本語の成り立ち
受容、選択、変容
無名という原則
先生と結社を選ぶ
一度きりということ