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『エーコ――記号の時空[現代思想の冒険者たち]』(篠原資明 講談社 1993)

著者:篠原 資明[しのはら・もとあき](1950-)
シリーズ:現代思想冒険者たち;第29巻
NDC:133 近代哲学
NDC:970.2 イタリア文学史


※版元サイトに本書の書品ページは見当たらない。同シリーズの別の書籍はある。



【目次】
まえがき [001-004]
目次 [005-007]


序章 哲学者にして小説家 011
1 スコラ哲学から大衆文化まで 012
  カトリックと漫画
  アヴァンギャルドの問題
  クローチェの遺産
  記号学者として

2 記号論とメディア論 019
  バルトの導き
  受け手の役割
  マクルーハンとの共時性
  TVとコンピュータ

3 理論と小説の間 027
  中世と現代
  中世を夢見る


第一章 中世からの出発 033
1 ファシズムを通過して 034
  生い立ち
  戦後のイタリア哲学
  パレイゾンの美学
  パレイゾンによるクローチェ批判

2 トマス・アクィナスの美学をめぐって 042
  クローチェのトマス評価
  ネオ・トミスム
  聖トマスとトマス・アクィナス
  美の超越性
  美の三つの基準
  芸術という問題
  その後のトマス


第二章 TVとアヴァンギャルド 059
1 アヴァンギャルドとの出会い 060
  ベリオとの出合い
  美学研究の続行
  開かれた作品の問題
  動的作品
  第一段階の開かれと第二段階の開かれ
  開かれの自覚の歴史
  認識論的隠喩
  開かれた作品の哲学

2 ジョイスをめぐって 078
  開か作品の範例として
  ダンテとジョイス
  トミストとしてのジョイス
  ジョイスの思想的遍歴

3 メディアの問題 088
  メディアに対する二つの態度
  黙示録派と統合派の相補性
  スーパーマンをめぐって
  メディアとアヴァンギャルド
  実況放送と筋の不在


第三章 記号論へ 101
1 構造主義を通過しつつ 102
  構造主義隆盛のただ中で
  アリストテレス構造主義
  方法論から存在論
  レヴィ=ストロースの現代芸術批判
  二重分節のドグマ
  トマスと構造主義

2 体系化の試み 115
  記号論の新たな体系化へ
  記号の定義
  解釈項の理論
  イコン記号への批判
  意味体系
  百科辞典
  記号と鏡像
  アブダクション
  等価と推論
  
3 記号生産の理論 136
  記号生産様態の類型論
  認知
  提示
  模像
  創案
  記号生産諸様態のテクスト
  創案としての芸術作品


第四章 物語をめぐって 151
1 テクスト記号論へ 152
  開かれたテクストと閉ざされたテクスト
  イデオロギーの問題
  イデオロギー記号論
  モデル読者
  テクスト解釈の諸レベル
  モデル作者

2 物語のテクスト 160
  メタ・テクスト
  ファーブラの中のファーブラ
  テクストの提示
  幻の章と世界構造
  共同作業の行方
  読者の役割


第五章 小説家として 177
1 『薔薇の名前』をめぐって 178
  小説家誕生
  中世における黙示録
  黙示録というモデル
  『薔薇の名前』と黙示録
  ボルヘスの影

2 ポストモダンの理論と実践 190
  ポストモダンとは
  エーコポストモダン
  ポストモダンの美学
  メタ・テクストとポストモダン

3 メディアとポストモダン 200
  新TVの問題
  実況放送の変質
  メディアとテクスト相互性
  『刑事コロンボ』をめぐって
  ボンドとウィリアム


第六章 ヘルメス主義に抗しつつ 211
1 物語の増殖 212
  漫画とジョイス
  『フィネガンズ・ウェイク』と『フーコーの振り子
  聖堂騎士団をめぐって
2 過剰解釈の問題 218
  ひとつのダンテ解釈をめぐって
  ヘルメス主義の系譜
  ルネサンスのヘルメス主義
  ヘルメス的漂流と無限の記号過程
  脱構築に抗して
  作品の意図

3 記号論と交通論 227
  使用の立場から
  異交通と双交通
  作者の立場
  トマスとボルヘス
  双交通の選択


終章 グラシアンとエーコ 239
  『前の日の島』をめぐって
  『前の日の島』と『クリティコン』
  哲学者にして小説家
  開かれた作品の先輩として
  中世との間


略年譜 [249-254]
主要著作ダイジェスト [255-259]
  『トマス・アクィナスにおける美学問題』
  『開かれた作品』
  『記号論』 I ・II
  『物語における読者』
  『記号論言語哲学
キーワード解説 [260-263]
読書案内 [264-267]
あとがき(一九九九年の年明け早々に 篠原資明) [268-271]
索引 [272-280]
奥付 [281]
現代思想系統図 [282-283]





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・このシリーズについてやや詳しいサイト
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