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『法哲学と実定法学の対話』(星野英一 田中成明[編著] 有斐閣 1989)

編著者:星野 英一[ほしの・えいいち] (1926-2012) 民法
編著者:田中 成明[たなか・しげあき] (1942-) 法哲学
著者:深田 三徳[ふかだ・みつのり] 法哲学
著者:浦部 法穂[うらべ・のりほ] 憲法
著者:José Llompart[ほせ・よんぱると] 法哲学
著者:粕谷 友介[かすや・ともすけ] 憲法
著者:井上 達夫[いのうえ・たつお] 法哲学
著者:長谷部 恭男[はせべ・やすお] 憲法
著者:嶋津 格[しまづ・いたる] 法哲学
著者:古城 誠[こじょう・まこと] 行政法
著者:佐藤 幸治[さとう・こうじ] 憲法
著者:長尾 龍一 [ながお・りゅういち] 法哲学
著者:植松 秀雄[うえまつ・ひでお] 法哲学
著者:江口 三角[えぐち・さんかく] 刑法。
著者:小林 公[こばやし・いさお] 法哲学
著者:町野 朔[まちの・さく] 刑法。
著者:佐藤 節子[さとう・せつこ] 法哲学
著者:好美 清光[よしみ・せいこう]  民法
著者:森村 進[もりむら・すすむ] 法哲学
著者:木下 毅[きのした・つよし]  英米法。
著者:松浦 好治[まつうら・よしはる] 法哲学
著者:松浦 以津子[まつうら・いつこ] 民法
著者:谷口 安平[たにぐち・やすへい] 民事訴訟
著者:樋口 陽一[ひぐち・よういち] 憲法
シリーズ:法学教室全書
NDC:321.1 


法哲学と実定法学の対話 | 有斐閣



【目次】
はしがき(一九八九年九月 星野英一 田中成明) [1-3]
目次 [4-6]
執筆者紹介 [7]


法哲学と実定法学をめぐって〔対談〕 [星野英一・田中成明] 001
はじめに 001

一 法哲学と実定法学の関係 002
  実定法学内の問題
  法哲学への不満
  法哲学から見て
  法哲学のおかれている状況
  「実定法学」の提言について
  提言の現代的意義
  実践哲学の復権と現代法哲学
  現代の正義論の動向

二 法律学的方法論 017
  科学としての法律学
  法律教学とは
  理論、学説、原理
  利益衡量論
  法解釈の枠づけ――実体と手続
  法解釈と目的=手段思考
参考文献 032


  I 


人権・功利・公共の福祉〔法哲学の側から〕 [深田三徳] 037
一 「人権と功利」の問題への法哲学的関心 
功利主義は人権論と相容れるか 
三 規代主義論と助利主義判 
四 ドゥオーキシの正義論と「権利テーゼ」 
五 漢学の諸問題との関連 
参考文献 049


人権・功利・公共の福祉〔実定法学の側から〕 [浦部法穂] 050
一 はじめに 
自然権思想と功利主義思想 
英米個人主義 
四 日本的「個人」と「自由」 
五 人権と公共の福祉 
六 おわりに 
参考文献 061


人間の尊厳と個人の尊重〔法哲学の側から〕 [ホセ・ヨンパルト] 062
一 異なる言葉は異なる意味をもつ 
ニ 「人間」 と「個人」 
三 「人間の尊厳」 
四 「個人の尊重」 
五 まとめ 
参考文献 073


人間の尊厳と個人の尊重〔実定法学の側から〕 [粕谷友介] 074
一 はじめに 
ニ 「人間の尊厳」「個人の尊重」「個人の尊厳」――用語法 
三 個人の尊重――個人主義の原理 
憲法一三条前段の権利性 
五 司法過程における憲法一三条前段 
六 むすび 084
註 084


平等〔法哲学の側から〕 [井上達夫] 085
一 自由と平等 
二 平等理念は無用か 
三 複合的平等論 
四 何の平等か 
五 おわりに 
参考文献 096


平等〔実定法学の側から〕 [長谷部恭男] 098
一 平等と形式的正義
違憲審査基準
三 情報費用
四 平等と個人の自律の間
五 何のための平等か?
六 おわりに
註 108


法・自由・パターナリズム法哲学の側から〕 [嶋津格] 110
一 自己決定 
二 父と子 
三 ミル原理 
四 線引き問題 
五 同意と意思のレベル 
六 おわりに 
参考文献 121


法・自由・パターナリズム〔実定法学の側から〕 [古城誠] 123
はじめに
パターナリズムにもとづく政府規制 124
二 社会的パターナリズムと政府の対応 127
パターナリズムと実定法の議論 130
  1 実定法における一般的取扱い
  2 パターナリズムの範囲と種類
四 結び 134
参考文献 136


憲法と社会と人間と〔対談〕 [佐藤幸治長尾龍一] 137
1 憲法との出会い 
2 象牙の塔は終わったか? 
3 抗し難い中央集権化 
4 憲法の定着 
5 進歩的憲法学今いずこ? 
6 会社の団体主義
7 人権の基礎づけ 
8 制定過程をめぐって 
9 憲法学におけるイデオロギーと人間 
10 人権と人間 
11 法学と文学 
12 未来への展望 


  II 


問題思考と体系思考〔法哲学の側から〕 [植松秀雄] 173
一 はじめに
二 思考の構造
三 法思考と体系
四 おわりに
参考文献 186


問題思考と体系思考〔実定法学の側から〕 [江口三角] 185
一 正義の問題と問題思考 
二 刑法学と問題思考 
註/参考文献 202


行為と責任〔法哲学の側から〕 [小林公] 204
一 意図的行為とは何か
ニ 帰責とは何か
三 責任と刑罰
決定論と責任観念
五 行為論と刑罰論 問題提起 
参考文献 218


行為と責任〔実定法学の側から〕 [町野朔] 220
法哲学と刑法学 
ニ 刑法学における行為論 
三 行為、犯罪、刑罰 
四 刑罰、責任、言語 
註/参考文献 233


権利論〔法哲学の側から〕 [佐藤 節子] 238
一 はじめに
ニ 古典的自然法論者の権利概念
三 一九世紀法実証主義の権利論
四 二〇世紀法実証主義の権利論
五 上記の権利論の難点
六 権利の現実性の否定
法哲学よりの問題提起
八 おわりに
参考文献 252


権利論〔実定法学の側から〕 [好美清光] 254
一 はじめに 
民法典における権利の位置づけ 
三 法律行為論 
四 疑問と希望 
註 268


契約〔法哲学の側から〕 [森村進] 271
一 契約保護の法的方法 272
  1 契約違反に対する救済(特に履行利益と信頼利益)
  2 手続的要件としての意志(思)
  3 「契約法の死」?
ニ 配分的正義 279
  1 クロンマンの議論 
  2 クロンマン説の批判
参考文献 285


契約〔実定法学の側から〕 [木下毅] 286
一 約束の拘束力の強弱 
ニ 損害賠償と特定履行 
三 期待利益・信頼利益・原状回復利益 
リベラリズム対コミュニテアリアニズム 
註 299


不法行為――法の経済分析〔法哲学の側から〕 [松浦好治] 306
一 はじめに
ニ 「ひと経済」アプローチの特色
三 「法と経済」アプローチが提示する法哲学的問題
不法行為法学への話題提供と質問 
参考文献 316


不法行為――法の経済分析〔実定法学の側から〕 [松浦以津子] 318
一 はじめに 
アメリカにおける二つの「法と経済」アプローチ 
三 「法と経済」アプローチの問題点 
四 説得の道具としての法理論 
五 「合理人」という基準について 
参考文献 329


手続的正義と裁判〔法哲学の側から〕 [田中 成明] 330
一 手続的正義への関心の高まり
二 手続的正義の機能――手続と結果の関係
三 手続的正義の基本的構造
民事訴訟理論との関係 
参考文献 341


手続的正義と裁判〔実定法学の側から〕 [谷口安平] 342
一 手続保障論から「第三の波」へ
ニ 「第三の波」への疑問について
三 民事裁判における手続保障の諸相
四 手続保障の限界と対策 
参考文献 351


法哲学と実定法学の対話【座談会】  [井上達夫・田中成明・樋口陽一星野英一] 353
一 はじめに 353
  議論が噛み合わない
  人権主体としての個人
  法哲学者の問題設定の抽象性

二 正義論・人権論の現況 360
  法哲学界の議論状況
  憲法の領域から
  個人・共同体・国家をめぐって
  欧米と日本の議論状況のずれ

三 私法上の基本概念・制度の再検討 379
  法哲学から見た議論状況
  私法の領域から
  憲法論との関連
  日本におけるパターナリズム
  パターナリズム福祉国家

四 おわりに――対話の活性化のために 397
  法哲学の領域から
  実定法学の側から
  論争共同体をめざして
  




【誤植】
p.279。節番号の誤り。
  ☓ 「三 配分的正義」
  〇「ニ 配分的正義」





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法哲学法哲学の対話』
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