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『新京都学派――知のフロンティアに挑んだ学者たち』(柴山哲也 平凡社新書 2014)

新書715新京都学派 (平凡社新書)

新書715新京都学派 (平凡社新書)

【目次】
目次 [003-006]


序章 「夢から出たマコト」──日文研創設をめぐって 007
  「日本とは何か」を多面的に発信/京都を世界文化交流の中心に/中曽根首相との懇談会/文部省の屋根裏部屋からのスタート/日文研をとりまく内外の批判/朝日新聞での紙面討論/「羅漢の集い」であれ


第一章 新京都学派を担った知の巨人──桑原武夫と京大人文研 034
  党派性を超えた京大人文研/青春時代に体験した「戦争」と格闘/学際的共同研究の元祖/アクチュアルな問題意識/近代を把握するためのルソー研究/西欧、中国、日本を結ぶ三角形/桑原の米国体験/「面白くなければ共同研究は続かない」/消去法という視点/内藤湖南は「豆腐のニガリ」/人生にとって文学はなぜ必要か/「第二芸術」の衝撃/高橋和巳の死


第二章 民衆の中に入っていく姿勢──鶴見俊輔梅棹忠夫司馬遼太郎 085
  「文学の要件」とは何か/農村における美人の研究/現代風俗研究会鶴見俊輔の桑原論/大阪万博と民博設立をリードした梅棹忠夫/『文明の生態史観』/記者クラブで桑原に出会った司馬遼太郎/司馬のノモンハン事件への関心/明治維新は革命か復古か


第三章 特攻から生還した哲学者・上山春平の戦後 123
  上山の戦争体験/研究の方向を決定づけた「新憲法私案」/日本人の「さもしい気持ち」/九条の存続を支持/大嘗祭天皇制/日本は凹型文明の地/梅原猛と立ち上げた「日本学」/天皇制の起源を求める旅/「日本の非革命」思想


第四章 記紀神話脱構築した梅原日本学と“怨霊史観”  161
  聖徳太子をめぐる謎/記紀神話イデオロギーに対する疑念/哲学者としての洞察/歴史の闇に埋もれていた不比等の正体/出雲神話の研究/柿本人麻呂の終焉の地をめぐって


第五章 ダーウィンに挑戦した文化人類学者・今西錦司 189
  「パイオニアであり、放浪者」/京大学士山岳会/桑原との友情/「棲み分け理論」はいかに生まれたか/「人はあるとき突然、一斉に立ち上がった」/“覆面の哲学者”/西北研究所での体験/悲痛な決意/今西の感じた不安


おわりに──「文明災」と「幸福に生きる権利」(二〇一三年秋 柴山哲也) 219
  引き起こされた「文明災」/桑原武夫憲法


主要人名索引 [236-238]