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『人と接するのがつらい――人間関係の自我心理学』(根本橘夫 文春新書 1999)

著者:根本 橘夫[ねもと・きつお](1947-) 教育心理学、性格心理学。


文春新書『人間関係の自我心理学 人と接するのがつらい』根本橘夫 | 新書 - 文藝春秋BOOKS


【目次】
はじめに [003-004]
目次 [005-008]


第1章 人と接するのがこわい 009
人のなかにいるのがつらい/緊張からくる諸症状/人の目が気になる/巻き込む人と巻き込まれる人/異質性への不安/「普通の人」がうらやましい/ひきこもる若者


第2章 人との接し方は人生を決める 033
交流分析理論とは/無意識に現れるPの心/相補交流と交叉交流/自我をつくるストローク/勝者の心理と敗者の心理/あなたを縛る禁止令/禁止令に気づく/勝者の脚本・敗者の脚本


第3章 なぜ人と接するのがつらいのか 073
人は安心感をもって生まれてくる/無条件の愛の重要性/親の果たす二つの役目/なぜ人の目が気になるのか/過度の自己意識をつくる養育環境/安全を求める心理/親が生み出す競争心/傷つきやすい心/早熟な良心/見栄をはる心理


第4章 人のなかで自分らしく生きる 117
性格は容易には変わらない/とらわれから自由になる/あるがままの自分を受け入れる/自分を責めない/好きなことに力を注ぐ/社会的価値を考えない/行動から変化が起きる/目標が能力を生む/自分でつくる自分の人生


第5章 人と楽に接するためのヒント 155
公明正大であること/本来の課題を確認する/自分を守ろうとしない/逃げない、背のびしない/思い込みからの脱却/自分を素直に表現する/「私」を主語にして語る/みなに好かれようとしない/聞き上手になる/不毛な人間関係を捨てる/ビジネスライクな接し方/戦術としての逃避/他者に学ぶ/生きる場所はいくらでもある/行動を優先する


あとがき(一九九九年十月 根本橘夫) [211-212]