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『暴力の解剖学――神経犯罪学への招待』(Adrian Raine[著] 高橋洋[訳] 紀伊國屋書店 2015//2013)

原題:The Anatomy of Violence: The Biological Roots of Crime
著者:Adrian Raine 犯罪学、精神医学。“神経犯罪学”。
訳者:高橋 洋 翻訳家。



【目次】
題辞 [002]
献辞 [003]
目次 [004-007]
凡例 [008]
はじめに [009-015]


序章 016


第1章 本能――いかに暴力は進化したか 027
  ナンバーワンを求めて――騙し合い
  さまざまな文化のもとでのサイコパス
  自分の子どもを殺す
  自分の妻をレイプする
  男は戦士、女は心配性


第2章 悪の種子――犯罪の遺伝的基盤 063
  二重のトラブル
  同じ豆を別のサヤに
  だが環境の影響は?
  養子の研究――ランドリガンの事例に戻る
  ニキビとXYY
  卑劣なモノアミン
  戦士の遺伝子、再び
  「瞬間湯沸かし器」ジミー ――キレやすい脳の化学
  始まりの終わり


第3章 殺人にはやる心――暴力犯罪者の脳はいかに機能不全を起こすか 099
  殺人者の脳
  バスタマンテの壊れた頭――モンテの証言
  連続殺人犯の脳
  反応的攻撃性と先攻的攻撃性
  辺縁系の活性化に対する前頭前皮質のコントロール
  「殺人にはやる心」の機能的神経解剖学
  配偶者虐待の新たな言い訳?
  嘘をつく脳
  道徳的な脳と反社会的な脳
  ジョリー・ジェーンのなまめかしい脳
  ジョリー・ジェーンの脳の何が問題だったのか?
  脳の総合的な理解に向けて


第4章 冷血――自律神経系 157
  有害な心臓
  刺激を求めて暴力を振るう
  幼少期の共通の性質、成人後の多様性
  良心が犯罪を抑制する
  今日は恐れを知らぬ乳児、明日は残忍な暴漢
  上首尾なサイコパス
  血がたぎる連続殺人犯
  恐怖心のなさ、それとも勇気?


第5章 壊れた脳――暴力の神経解剖学 207
  脳をベーコンのようにスライスする
  フィニアス・ゲージの奇怪な症例
  前頭前皮質のさらなる探究
  男性の脳――犯罪者の心
  留意すべき三つの臨床例
  スペインのフィニアス・ゲージ
  ユタ州ロシアンルーレット少年
  フィラデルフィアクロスボウ
  生まれつきのボクサー?
  恐れを知らないアーモンド
  パトロールする海馬
  報酬を手にする
  ピノキオの鼻と嘘をつく脳
  優秀な脳を持つホワイトカラー犯罪者


第6章 ナチュラル・ボーン・キラーズ――胎児期、周産期の影響 275
  公衆衛生の問題としての暴力
  生まれつきのワル
  カインのしるし
  掌紋から指へ
  妊娠中の喫煙
  妊娠中のアルコール摂取


第7章 暴力のレシピ――栄養不良、金属、メンタルヘルス 309
  オメガ3と暴力――魚の話
  強力なミクロ栄養素
  トゥインキー、ミルク、スイーツ
  重金属は重犯罪者を生む
  精神疾患は卑劣さを生む
  レナード・レイクの狂気


第8章 バイオソーシャルなジグソーパズル――各ピースをつなぎ合わせる 361
  バイオソーシャルな共謀――相互作用の影響
  社会的プッシュ
  遺伝子から脳、そして暴力へ
  社会から脳、そして暴力へ
  あらゆる悪の母――母性剥奪とエビシェネティクス
  脳の各部位を結びつける


第9章 犯罪を治療する――生物学的介入 407
  復習
  決して早すぎることはない
  決して遅すぎることはない
  やつらの首をちょん切れ!
  714便――タンタンの冒険
  ケーキを食べれば?
  脳を変える心


第10章 裁かれる脳――法的な意味 451
  自由意志はどの程度自由なのか?
  慈悲か正義か――ページは死刑に処せられるべきか?
  報復による正義
  ページからオプト氏に戻る


第11章 未来――神経犯罪学は私たちをどこへ導くのか? 489
  日陰から日なたへ――臨床障害としての暴力犯罪
  ロンブローゾ・プログラム
  全国子ども選別プログラム
  マイノリティ・リポート
  実践的な問い――それは起こり得るのか?
  神経犯罪学をめぐる倫理――それは起こるべきなのか?
  まとめ――砂に頭をうずめるダチョウになるのか


訳者あとがき(二〇一五年一月 高橋洋) [558-563]
原注 [565-627]
索引 [628-635]