著者:和辻 哲郎
解説:加藤 周一
【目次】
改訂版序 (昭和十五年二月 著者) [005]
序言 (大正十五年九月 於洛東若王子 著者) [007-009]
目次 [011-013]
挿画目次 (撮影 入江泰吉 他) [014]
飛鳥寧楽時代の政治的理想 015
推古時代に於ける仏教受容の仕方について 045
仏像の相好についての一考察 055
推古天平美術の様式 087
白鳳天平の彫刻と『万葉』の短歌 107
お伽噺としての『竹取物語』 145
『枕草紙』について 161
一 『枕草紙』の原典批評についての提案 161
二 『枕草紙』について 186
『源氏物語』について 203
「もののあはれ」について 221
沙門道元 237
一 序言 237
二 道元の修業時代 251
三 説法開始 264
四 修行の方法と目的 273
五 親鸞の慈悲と道元の慈悲 285
六 道徳への関心 300
七 社会問題との関係 307
八 芸術への非難 311
九 道元の真理 314
(イ)礼拝得随 315
(ロ)仏性 324
(ハ)道得 339
(ニ)葛藤 350
歌舞伎劇についての一考察 357
解説 作品・方法・感受性および時代(加藤周一) [391-401]
編集付記 [402]