著者:永江 朗[ながえ ・あきら] (1958-) 著述家。
シリーズ:河手ブックス;74
NDC:070.13 報道の自由.新聞と自由
NDC:316.1 国家と個人:基本的人権,自由と平等,知る権利,プライバシー,思想・信教の自由,言論・出版の自由,集会・結社の自由
【目次】
目次 [003-005]
序章 「言論の自由」と「自由な言論」、「表現の自由」と「自由な表現」 007
第一章 出版と報道タブー 029
1 いってはいけないこと、報じてはいけないこと 031
報道協定
皇室タブー
宗教というタブー
2 ビジネスにまつわるタブー 064
クライアントというタブー
書店・コンビニ・キヨスクというタブー
取次というタブー
著者というタブー
3 差別とタブー 089
部落差別
コリアン差別
黒人差別
障害者差別
職業差別
差別と言葉狩りとタブー
第二章 外側からの規制 105
1 刑法第175条「わいせつ罪」 107
チャタレイ事件
『四畳半襖の下張』裁判
模索舎裁判
2 プライバシーと出版――民法第710条「名誉毀損」 131
「北方ジャーナル」事件
プライバシー権
名誉毀損と高額訴訟
3 青少年保護育成条例 148
青少年保護育成条例
改正都条例をめぐる問題
コミック規制
4 そのほかの、法による出版規制 163
少年法
関税法
著作権法
第三章 じぶんからの規制 189
タブーと規制 191
報道する側、される側、読む側
タブーがなければハッピーか
自由な言論はあるか
タブーと快感と世間と
参考文献一覧 [216-217]