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『現代経済学――ゲーム理論・行動経済学・制度論』(瀧澤弘和 中公新書 2018)

著者:瀧澤 弘和[たきざわ・ひろかず] 経済学。

 



【目次】
まえがき [i-x]
目次 [xi-xiv]

 

序章 経済学の展開 003
  経済活動の不思議さ
  政治経済学から経済学へ
  ミクロとマクロ
  ノーベル賞で見る経済学の変化
  一九九〇年代以降のノーベル経済学賞
  経済学とは何か
  二〇世紀後半以降の経済学の展開

 

第1章 市場メカニズムの理論 031
  人はなぜ交換するのか
  競争市場で取引することの意味
  競争市場の結果の解釈
  より一般的なモデルで考える
  ミクロ経済学で教えられていること
  新古典派経済学の意義

 

第2章 ゲーム理論インパクト 055
  意思決定の構造
  ゲーム理論とは何か
  ナッシュ均衡の定義
  ナッシュ均衡の経済学的意義
  逐次手番のゲーム
  情報の非対称性の経済学とゲーム理論の関係
  ゲーム理論が生み出したさはざまな分野

 

第3章 マクロ経済学の展開 083
  ミクロ vs. マクロ再考
  集計量とは
  ケインズ経済学の基本モデル
  ケインズ経済学の勃興と挫折
  自然失業率仮説
  ルーカス批判のインパク
  その後の展開

 

第4章 行動経済学のアプローチ 107
  行動経済学とは何か
  経済学の大転換
  行動経済学の主な内容
  ヒューリスティクスとバイアスの理論
  プロスペクト理論
  異時点間の選択と双曲割引の理論
  心の二重過程理論
  人間行動への自然主義的アプローチと神経経済学
  合理性はどこに行ったのか
  新たな政策思想へ

 

第5章 実験アプローチが教えてくれること 137
  経済学で実験は可能なのか
  バーノン・スミスの市場実験
  スミスの実験経済学と行動経済学の微妙な関係
  ゲーム理論における実験
  メカニズムの検証から政策へ
  フィールド実験
  経済学にとって実験とは何か

 

第6章 制度の経済学 169
  制度の重要性
  制度への関心の復興
  コースとウィリアムソンが切り開いた道
  不完備契約の理論
  インセンティブ契約の理論
  インセンティブ契約の理論への批判
  制度と進化ゲーム理論
  比較制度分析の基本的考え方

 

第7章 経済史と経済理論との対話から 207
  社会科学の女王
  経路依存性と正のフィードバック
  ダグラス・ノースの視点
  アブナー・グライフのアプローチ
  経済史のビッグ・イシュー
  産業革命と大分岐
  貨幣の歴史
  トマ・ピケティの『21世紀の資本

 

終章 経済学の現在とこれから 239
  五つのポイント
  経済学の対象の広がりと方法的多様化
  法則なき経済学
  モデル分析と現実世界
  経済学の遂行性
  経済学と人間観
  より広い「人間科学」へ

 

 

あとがき(二〇一八年七月 エアフルトにて 瀧澤弘和) [267-271]
参考文献 [272-278]