原題:The Taming of Chance (Cambridge University Press)
著者:Ian Hacking(1936-) 科学哲学。
訳者:石原 英樹[いしはら・ひでき](1962-)
訳者:重田 園江[おもだ・そのえ](1968-)
NDC:112 哲学 >> 哲学各論 >> 自然哲学.宇宙論
NDC:350.12 統計 >> 統計理論.統計学.製表 >> 統計学史
【目次】
謝辞 [iii]
凡例 [iv]
目次 [v-xi]
第1章 本書の概要 003
第2章 必然性の教義 018
第3章 アマチュアは公表し、官僚は隠匿する 026
第4章 統計局 041
第5章 理性の甘美な専制 052
第6章 病気の数量 069
第7章 科学の穀倉 080
第8章 自殺は一種の狂気である 092
第9章 立法の哲学の経験的基礎 105
第10章 信憑性がなく、詳細も分からず、統制を欠いた、価値のない事実 116
第11章 何対何を多数決とすべきか 125
第12章 大数の法則 138
第13章 兵士の胸囲 154
第14章 社会が犯罪を準備する 169
第15章 社会の天文学的概念化 184
第16章 社会の鉱物学的概念化 196
第17章 最も古い崇高さ 209
第18章 カッシーラのテーゼ 221
第19章 正常状態 237
第20章 宇宙的な諸力と同じくらいリアルな 252
第21章 統計法則の自律性 268
第22章 プロイセン統計からの一挿話 282
第23章 偶然の宇宙 298
巻末訳注 [324-326]
解説 [327-339]
1. 科学思想史としての本書の位置づけ(重田園江)
2. 社会統計学上の本書の位置づけ(石原英樹)
事項索引 [340-342]
人名索引 [343-353]
【メモランダム】
webで読める、本書への書評・短評・言及。
・隠岐氏
http://soki.free.fr/hacking.html
・太郎丸氏
http://sociology.jugem.jp/?eid=760
・内井氏
http://obaq.soup.io/post/1753495/
本書に先立つThe Emergence of Probability(Cambridge University Press, 1975) が、『確率の出現』として、2013年に慶應義塾大学出版会から刊行された。
慶應義塾大学出版会 | 確率の出現 | イアン・ハッキング 広田すみれ 森元良太