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『日本の米――環境と文化はかく作られた』(富山和子 中公新書 1993)

著者:富山 和子[とみやま・かずこ](1933-) 環境社会学

【目次】
目次 [i-iv]


序章 吉野ヶ里はなぜ滅びたか 003
  消えた大集落
  弥生の王国
  アオ灌漑
  歴史の教訓


一 稲は命の根なり 014
  縄文の蓄積
  弥生人のネックレス
  アダム・スミスの賛辞
  余剰、この大いなる天恵
  水と日本人
  徐福伝説


二 米の文化、古墳 033
  国土の大改造
  畑と水田は違う
  水争いの発生とリーダー
  吉備の十二ヶ郷用水
  上毛野国
  三ツ寺遺跡が語るもの
  溜池と古墳
  大山古墳


三 列島改造の仕上げ、条里制 055
1 大和川紀行 055
  直角に曲がった川
  土木の川
  大窯業地帯
  狭山池
  「亀ノ瀬」の地巡り
  平城京
  古代大和がなぜ栄えたか
 「水の上は地行くごとく」
  条里制の意義
2 秩父条里物語 073
  秩父というところ
  太田千畳敷
  市子の墓
  日本の原風景


四 第二の列島改造 085
1 水を治める 085
  山の文化
  仁徳天皇和気清麻呂の夢
  大和川の付け替え
  利根川と荒川
  都市と農村
  江川と芋代官 
  藍作と吉野川
  海の大干拓 
  驚異の増収
  海の交通も米が作った
2 水を引く 115
  無名の天才たち
  辰巳用水
  箱根用水
  徳島堰
  五庄屋の大石堰
  山田堰
  吉井川の田原井堰


五 技術の秘密、和算 131
  鉱山技術と用水技術
  築城ブームと石工集団
  十二貫野〔じゅうにかんの〕用水
  江戸庶民のレジャー、数学
  超ベストセラー『塵劫記
  長者丸の漂流
  日本人と数学
  太閤検地
  安積〔あさか〕疏水開拓の父、中条政恒
  ドールンと野蒜〔のびる〕築港
  和算家と地租改正
  「寸志夫〔すんしふ〕」
  豊後の石工たち


六 木を植える文化 165
  森林は米が作った  
  水系の思想
  世界最古の保安林立法
  林業の発生
  「自分の水は自分で作る」
  日本列島を囲む帯、海岸林
  森林を守る水田
  木地師〔きじし〕の里
  木を植える文化
  神宮備林
  式年遷宮「二〇年」の秘密
  「稲のチカラ」


終章 風景を読む 194
1 石の文化 194
  石垣水田
  鉄の技術、石の技術
2 平野を作る 198
  「三津七湊」
  「葦沼」
  越後平野の「はざかけ」
3 浮き田 205
  大宮台地の樹枝状谷
  荒沢沼の河童  
  関東の「国引き」
4 日本最大の伝統客土 211
  日本一の麦どころ
  泥付け
  仁徳陵の百倍の土量  
  地球環境と日本農業


あとがき(一九九三年九月 富山和子) [223-227]
参考文献 [228-232]