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『エコノミクス・ルール――憂鬱な科学の功罪』(Dani Rodrik[著] 柴山桂太,大川良文[訳] 白水社 2018//2015)

原題:Economics Rules: The Rights and Wrongs of the Dismal Science (2015)
著者:Dani Rodrik(1957-)
訳者:柴山 桂太(1974-) 政治-経済思想。
訳者:大川 良文(1971-) 国際経済学
NDC:331 : 経済学.経済思想


エコノミクス・ルール - 白水社


【目次】
献辞 [002]
目次 [003-005]
謝辞 [007-010]


はじめに 経済学の正しい使い方、間違った使い方 011


第一章 モデルは何をするのか 017
  モデルの多様性
  寓話としてのモデル
  実験としてのモデル
  非現実的な仮定
  数学とモデル
  単純さ 対 複雑さ


第二章 経済モデルの科学 047
  仮説を明確にする
  普通の直観が役に立たないとき
  科学的進歩、一つの時代に一つのモデル
  モデルと実証的手法
  モデル、権威と上下関係


第三章 モデルを舵取りする 081
  成長戦略の診断法
  モデル選択の一般原理
  重要な仮定を検証する
  メカニズムを検証する
  直接的含意を検証する
  偶発的な含意を検証する
  外的妥当性ふたたび


第四章 モデルと理論 105
  価値と分配の理論
  景気循環と失業の理論
  特定の出来事を説明する理論
  理論とは実のところ単なるモデルの寄せ集めに過ぎない  


第五章 経済学者が間違える時 133
  不作為の誤り――金融危機
  作為の誤り――ワシントン・コンセンサス
  経済学の心理学と社会学
  権力と責任


第六章 経済学と経済学批判 157
  よくある批判を再考する
  価値観の問題
  多様性の欠如
  野心と謙虚さと


おわりに 二十の戒め 189


「孤」の経済学方法論――訳者あとがきに代
えて(二〇一八年一月十七日 柴山桂太 大川良文) [191-196]
註 [5-14]
索引 [1-4]