著者:遠藤 十亜希[えんどう・とあけ] 政治学。日本の移民政策。
シリーズ:岩波現代全書;88
備考:文章の熱量と傾き方が大きい。
【目次】
目次 [v-vi]
序 章 001
第I部 日本人南米移民の歴史
第一章 戦前の移民――招かれざる東洋人 018
第二章 戦後移民――「楽園」という名の地獄へ 045
第II部 国策としての南米移民
第三章 移民支援制度の構築 074
第四章 移民推進政策の復活 094
第III部 移民政策のポリティクス
第五章 移民はどこから来たか 114
第六章 戦前、移民前夜の政治状況 121
第七章 政治的ガス抜き装置としての南米移民(戦前) 139
第八章 戦後保守政治と南米移民 150
第九章 南米移民政策の政治的意味 167
第一〇章 国家建設に動員された南米移民 180
終章 209
注 [215-242]
あとがき [243-247]
【メモランダム】
・桜井敏浩氏による書評が『ラテンアメリカ時報』2016年夏号(No.1415)に掲載されている。
『南米「棄民」政策の実像』 遠藤 十亜希 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会