著者:刈屋 武昭[かりや・たけあき](1944-)
著者:勝浦 正樹[かつうら・まさき](1961-)
シリーズ編者:猪木 武徳
シリーズ編者:岩田 規久男
シリーズ編者:堀内 昭義
シリーズ:プログレッシブ経済学シリーズ
統計学(第2版)<プログレッシブ経済学シリーズ> | 東洋経済STORE
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【目次】
経済の統計学を学習するはじめに(2008年7月 勝浦正樹 刈屋武昭 ) [i-v]
目次 [vii-xiv]
1章 経済の統計学とその役割
1 数値情報 003
数値情報の特徴
数値情報の役割
経済情報と意思決定
2 経済の統計学の役割 007
分析の流れと統計学の役割
分析目的 データ・分析方法
分析結果と意思決定
確率的不確実性と意思決定
3 データと母集団および本書の内容 011
母集団と標本
記述統計と推測統計,本書の内容
有限母集団と無限母集団
キーワードと練習問題 016
2章 データについての理解
1 フローのデータとストックのデータ 019
フローとストック
フローとストックの関係
2 クロスセクションデータと時系列データ 021
クロスセクションデータと時系列データ
時系列グラフ
家計調査
3 名目データと実質データ 028
実質化の必要性
物価指数と実質化
4 時間変化率と寄与度 031
変化率
寄与度と増加寄与率
5 データ (属性のデータ) と比率 036
質的データの数値化
日銀ディフュージョン・インデックス (38)
6 離散的データと連続的データ 039
可算個のデータと離散的データ
離散的データと連続的データの区別
キーワードと練習問題 041
3章 度数分布とローレンツ曲線
1 度数分布表 048
データの表し方
度数分布表
度数,相対度数,累積度数
2 ヒストグラム 052
ヒストグラム
階級の決め方
ヒストグラムにおける階級幅の調整
クロス集計
3 ローレンツ曲線とジニ係数 060
所得格差の問題
ローレンツ曲線
ジニ係数
参考 階級数の決め方――統計理論的アプローチ (69)
キーワードと練習問題 069
4章 データの代表値
1 平均值 076
平均値(算術平均値)
2つのグループの平均値
平均値の定義と総和記号Σ
度数分布表からの平均値の計算
平均値の性質
2 メディアン(中央値) 085
メディアンの定義と性質
度数分布表からのメディアンの計算
相対貧困率と四分位数
3 モード(最頻値) 089
モードの定義と性質
4 平均値・メディアン・モードの関係 091
分布の形と平均値・メディアン・モードの大きさ
5 その他の平均値 093
幾何平均
移動平均
参考 平均値の性質(3)の証明
キーワードと練習問題 097
5章 散らばりの特性値
1 分散と標準偏差 102
散らばりの情報の意味
分散と標準偏差の定義
分散・標準偏差の計算
分散と標準偏差の性質
度数分布表からの分散の計算
リターンとリスク
自由度調整済分散(不偏分散)
2 変動係数 112
3 その他の散らばりの特性値 114
レンジ
四分位範囲・四分位偏差
平均偏差
キーワードと練習問題 116
6章 基準化変量と歪度、尖度
1 基準化変量 120
基準化と基準化変量
基準化の意味
偏差値
2 歪度と尖度 125
歪度
尖度
3 四分位歪度と集中度 130
参考 基準化の効果
キーワードと練習問題 132
7章 確率と確率分布
1 確率変数と離散的確率分布 136
確率変数
確率分布
2 確率変数の平均と分散 140
確率変数Xの平均と期待値
確率変数Xの分散
期待値の性質
期待値の一般的な定義
基準化確率変数
歪度・尖度
3 同時確率・周辺確率・条件付確率 149
2項確率モデル
同時確率と同時確率分布
周辺確率
一般的な場合の同時確率,周辺 確率
条件付確率
ベイズの定理
4 2つの確率変数の平均,分散,共分散 162
2変数の関数の期待値
2つの確率変数の1次式の平均値・分散と共分散
n個の確率変数の同時確率分布
キーワードと練習問題 166
8章 離散的確率分布
1 確率変数の独立性 170
2つの確率変数の独立性
独立性と条件付確率
3つ以上の確率変数の独立性
iid[independent and identically distributed](互いに独立に同じ分布に従う)
2 独立な確率変数の平均,分散,共分散 174
平均
分散・共分散
独立なn個の確率変数の平均・分散
3 2項分布 176
2項試行と2項確率
2回の2項試行の確率分布
2項分布
2項分布の平均・分散
4 その他の離散的確率分布 184
ポアソン分布
幾何分布
負の2項分布
キーワードと練習問題 189
9章 連続的確率分布と正規分布
1 確率密度関数 192
連続的確率変数を離散的に考える
確率密度関数
連続的確率変数の平均値と分散
2 正規分布 198
正規分布
正規分布の性質
標準正規分布と正規分布表
正規分布表による確率計算
標準偏差と確率変数の含まれる割合
3 その他の連続的確率分布 206
一様分布
指数分布
ガンマ分布
4 2次元確率密度関数 210
5 連続的確率変数の独立性
連続的確率変数の独立性とiid
独立性のもとでの平均・分散・共分散
10章 標本抽出と標本分布
1 母集団と標本 224
視聴率調査
有限母集団と無限母集団
デー夕と母集団 (229)
2 標本抽出法 231
全数調査と標本調査
無作為抽出と有意抽出
単純無作為抽出法
層別抽出法
多段抽出法
系統抽出法
その他の標本抽出法
3 標本平均【Xバー】の標本分布 238
標本平均の標本分布の例
標本平均 X の標本分布の平均
標本平均Xの標本分布の分散
有限母集団からの標本平均Xの標本分布
4 統計量の標本分布と比率への応用 245
標本分布の考え方
統計量とパラメータ,推定量と推定値
標本比率の標本分布
標本比率の標本分布の平均と分散
5 中心極限定理 250
母集団分布が正規分布の場合
中心極限定理
中心極限定理の応用
6 t分布 255
統計量と分布
分布表
7 歪度統計量, 尖度統計量の標本分布
キーワードと練習問題 262
11章 母集団のパラメータの推定
1 信頼区間 266
点推定と区間推定
区間推定のシミュレーション
母平均μの信頼区間
母比率の信頼区間
母比率pのより厳密な信頼区間
2 点推定量の特性 277
標本平均Xの持つ望ましい性質
不偏性
推定量の分散と有効性
平均2乗誤差MSEと最小分散性
一致性
チェビシェフの不等式
3 標本の大きさの決定 284
標準誤差
比率の推定と標本の大きさ
平均値の推定と標本の大きさ
4 母分散の推定 289
標本分散の性質
標本分散S2の標本分布とχ2分布
母分散の信頼区間 (291)
5 最尤法 294
最尤法の考え方
尤度と最尤推定値
最尤推定値の例
キーワードと練習問題 298
12章 仮説検定
1 仮説検定の考え方 302
簡単な例
帰無仮説と対立仮説
仮説の判定方法
棄却域,受容域,有意水準
検定統計量
2種類の過誤
仮説検定の手順のまとめ(309)
2 母平均μの片側検定 311
母平均μの片側検定の例
母平均μの片側検定の手順
母比率の片側検定
3 母平均の両側検定 316
母平均μの両側検定
母比率の両側検定
4 平均値の差の検定 319
母分散が等しい場合の平均値の差の検定
母分散が等しくない場合の平均値の差の検定
母比率の差の検定
5 適合度検定と分割表の検定 323
適合度検定
独立性の検定
6 その他の検定 329
分散の検定
正規性の検定
キーワードと練習問題 330
13章 回帰分析の基礎
1 散布図と相関係数 334
散布図
散布図と相関
共分散
相関係数
2 最小2乗法と回帰直線 342
散布図への直線のあてはめと残差
最小2乗法
回帰直線と残差の性質
残差の分散
3 決定係数 349
説明変数・被説明変数
yの変動の分解と決定係数
決定係数と相関係数
4 重回帰分析 353
重回帰分析
重回帰分析における最小2乗法と決定係数
偏回帰係数
説明変数の追加と決定係数
修正決定係数
修正決定係数が増加する条件
参考 重回帰分析 (K=2) の最小2乗推定値
キーワードと練習問題 362
14章 母集団回帰モデル
1 母集団単回帰モデル 368
母集団回帰モデル
誤差項に関する諸仮定
最小2乗推定量の標本分布
最小2乗推定量の性質
2 回帰係数の区間推定 375
誤差項の分散の推定
回帰係数の信頼区間
3 回帰係数の仮説検定 378
回帰係数に関する仮説の設定
検定統計量と値
t値とP値
4 母集団重回帰モデル 385
母集団重回帰モデル
最小2乗推定量の標本分布
回帰係数βkの信頼区間
仮説検定とt値・P値
多重共線性(388)/F 検定 (389)
5 回帰分析の応用 390
CAPM[Capital Asset Pricing Model]
トレンドの推定と除去
定常時系列
自己回帰モデル
相関係数の検定
キーワードと練習問題 400
付録 [405-412]
練習問題 略解 [413-432]
付表 [433-436]
参考文献 [437-438]
索引 [439-443]