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『少子化論――なぜまだ結婚、出産しやすい国にならないのか』(松田茂樹 勁草書房 2013)

著者:松田 茂樹[まつだ・しげき](1970-) 家族社会学


http://www.keisoshobo.co.jp/book/b108583.html
少子化論 - 株式会社 勁草書房



【目次】
まえがき [i-iv]
目次 [v-x]


序章 少子化の進行と変容 001
I 出生率の反転傾向は持続するのか 001
II なぜ危機なのか 008
III 少子化の要因をめぐる議論 014
IV これまでの政策は効果をあげたのか 018
V 解明する問題 025


第一章 家族は変わったか 031
I 通説を見直す 031
II 安定する家族 032
III 分業戦略と共働戦略 039
IV 強まる家族志向 043
V 典型的家族のための少子化対策が課題 048
VI 家族から漏れる人たち 057


第二章 若年層の雇用劣化と未婚化 061
I 進む未婚化 061
II 未婚化の理由を探る 065
III 非正規雇用、低収入、未婚化 072
IV 非正規雇用者の両立難 084
V 雇用、非正規の育休、ライフデザイン教育の対策拡充を 088


第三章 父親の育児参加は増えたのか 093
I 父親ブーム 093
II 依然少ない参加 094
III 日本的雇用と残業 101
IV 父親の育児休業はなぜすすまないか 111
V ふつうの父親が子どもに関われる社会に 114


第四章 企業の両立支援の進展と転換期 121
I 両立支援の進展 121
II 経営環境変わる 126
III 経営体力による格差とみえてきた問題 128
IV 両立支援の効果 134
V 次の展開 140


第五章 都市と地方の少子化 145
I 地方の出生率低下 145
II 出生率に地域差が生じるのはなぜか 149
III 雇用の悪化 153
IV 都市と地方の子育て環境 161
V 地域ごとの特徴 169
VI 都市と地方のアドバンテージと優先課題 176
VII 各地域にあった対策が必要 182


第六章 国際比較からみる日本の少子化 187
I 国による出生率の違い 187
II 結婚と同棲 189
III 出産・子育て 198
IV 子育て支援の比較 206
V 日本の課題 213


終章 少子化克服への道 219
I 少子化論のパラダイム転換 219
II 政策提言 225


あとがき(二〇一三年 松田茂樹) [243-246]
文献 [iii-x]
索引 [i-ii]





【メモランダム】
・書評 by 村上あかね at 『人口学研究』
松田茂樹著, 『少子化論-なぜまだ結婚,出産しやすい国にならないのか』, 勁草書房, 2013年, 四六判, 272p

・インタビュー 2014.02(河合蘭&松田茂樹)。
(1)本当に子どもが増える政策は何か?|松田茂樹氏(中京大学現代社会学部教授)インタビュー|かんかん! -看護師のためのwebマガジン by 医学書院-