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『現代という時代の気質』(Eric Hoffer[著] 柄谷行人[訳] ちくま学芸文庫 2015//1972//1967)

原題:The Temper of Our Time (1967)
著者:Eric Hoffer(1902-1983)
訳者:柄谷 行人(1941-)
訳者:柄谷 真佐子(1939-1995)
NDLC:EB98
NDC:304 社会科学 >> 論文集.評論集.講演集
NDC:934.7 英米文学 >> 評論.エッセイ.随筆
備考:晶文選書版(1972年)には、クレジットとして訳者に柄谷 真佐子の名前がある。
現代という時代の気質 (晶文社): 1972|書誌詳細|国立国会図書館サーチ



筑摩書房 現代という時代の気質 / エリック・ホッファー 著, 柄谷 行人 著


【目次】
目次 [003]
初出雑誌一覧 [004]
献辞 [005]


序(E・H カリフォルニア州サンフランシスコにて 一九六六年月) 007
I 未成年の時代 013
II オートメーション、余暇、大衆 033
III 黒人変革 059
IV 現代をどう名づけるか 083
V 自然の回復 105
VI 現在についての考察 131


訳注 [149-153]
E・ホッファーについて [155-179]
ちくま学芸文庫版への解説(柄谷行人) [181-184]





【抜き書き】

□p. 48

〔……〕社会的能力というものは、それが天然資源をいかに効果的に利用するかによってだけでなく、人間資源をどう利用するかによっても測られるからである。〔……〕もし全人口に潜在する才能を目覚めさせ開発しようとするなら、われわれは何が有効、有用、実際的、無駄、などであるかについてもっている概念を改めねばならない。現在までのところこの国では、われわれは時間を浪費するなと警告はされるが、人生を浪費するように育てられているのだ。